アウト・オン・ア・リムを読み返しました

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ALOHA！
今日も、みなさんが笑顔になれますように。

昔読んで、影響を受けた本「アウト・オン・ア・リム」を久しぶりに読み返しました。
「アウト・オン・ア・リム（Out on a Limb）」は、女優のシャーリー・マクレーンさん（「愛と追憶の日々」で、アカデミー主演女優賞を獲得）が1986年に書かれた本です。
アウト・オン・ア・リムの意味は、「木の上の果実（真理）を得るためには、“危険を冒して”枝の先まで行かなければならない。」という表現で、本文中に何度か出てきます。
とてもスピリチュアルな内容です。
昔読んだ時に夢中になりましたが、何年かして読み返してみると、忘れてしまっていることも多かったです。
あるいは、今は、受け取り方が違うのかもしれないです。

個人的な話ですが、スピリチュアルを学び始めて、すべてのことが目新しくて吸収していた頃に比べて、様々なことに対して、懐疑的になっている自分もいます。
それは、決して悪い意味ではないと思います。
自分の実生活や実社会の中での経験と、スピリチュアルのすり合わせ。
また、カウンセリングや占いの世界に自分を置いた時に、お話させていただくみなさまから、スピリチュアル的なお話であっても、それぞれの受け取りかたの話をうかがう機会が増えました。
その中で、スピリチュアル的な解釈がすんなり行く場合と、かえって疑問が増えることもあります。

改めて読み返してみると、西洋の考え方と東洋の考え方と書くとステレオタイプですが、国や民族や宗教、育った環境、概念、文化、風習など、自分の置かれてる位置で疑問に思ったことの解決策のヒントが、他の文化によって見出される。
その入口の先に、大きな何かを垣間見ると言う視点は、ものすごく共感できます。
その文化が当たり前の文化で生活している場合には、改めてスポットライトが当たるまで、ある意味普通すぎて、価値を見いだせないこともあるかもしれません。
違う視点で見たときの、自分たちの文化と違う文化、両方を視野に入れることで、何か大きなものが見えてくるのかもしれません。

そして、大切なことですが、自分の中で、自分の等身大での理解や解釈が大切です。
すべてを受け入れなくても、受け取れる文だけを受け取れば良いと思います。
その時になにかヒントや受け入れられる何かがあれば、そのことは、後で大きなヒントになるとも思います。
自分が、人生の何処かで、より深い理解を出来るかもしれません。
あるいは、まったく違う考えになるかもしれません。
ゴールは誰にもわからないし、どこに向かっても良いのだと思います。
大切なことは、自分で考察して、探して、理解をすることだと思います。

読み返して、輪廻転生の話の受け止め方が、ストーリーの中の一つの中心であることに気が付きました。
縦線横線、様々なことが書かれているので、あくまでの一つの線ですが。
今は、そのことに対して、自分が反応しているのかもしれないです。
仏教思想だと馴染みのあるとされている輪廻転生は、様々な宗教で言われていることでもあります。それに付随するカルマの話もあります。
反対に、輪廻転生が足かせになって差別の温床になり、仏教思想で否定されている場合もあります。
こういう何かに気がつくことが、大好きな本を読み返す、一つのギフトかもしれないです。
なんだか、とても新鮮でワクワクしました。
この本は、とてもお勧めです。

mahalo
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。

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